投稿日2016年4月1日 持続可能な環境共生林業を実現する自伐型林業の推進

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概要

目的

  • 限られた山林を離れず、その山林から持続的に収入を得ていく山守型で、山林所有者や地域住民が自ら施業する自立・自営の林業を自伐型林業という。
  • 自伐型林業は、収入をあげる施業と良好な森づくりを両立させる、非常に優れた環境保全型林業であり、中山間地域の振興に直結し、環境と雇用創造が合致したしくみである。
  • このしくみがこれからの森林国日本、地域の振興策の柱となることから、現在、各自治体が取り組みを始めている。

実施概要

山林調査にはじまり、自伐型林業展開のためのフォーラム・勉強会を経て、技術研修や森林経営相談等を繰り返しながら、地域住民(移住者、若者等含む)たちによる施業を開始していく。

期待効果

その他、特徴的な効果

幅2.5m以下の小規模高密作業路網で小規模な機械化(低投資・低コスト型林業)を実現させ、面積当たりの生産量&質の向上を追求し、生業化させる手法である。また、日本林業の根本療法で、地域住民や移住者の新たな仕事、収入につながる。

  • 新しい林業:森林価値創造・付加価値追求型となる
  • 幅広い就労を創出
  • 100~300万円程度の低投資でスタートできる
  • 環境保全型林業であり、副業型でも専業型でも、様々なカタチに変えることができる
  • 択伐施業で長期的な森林経営を展開することができる

実施内容とポイント

全体を通じたポイント・考え方

  • 林業収入のベースとなる消費先の開拓、流通の構築支援
  • A材(建築用材)及びC 材(バイオマスエネルギー等)や広葉樹の販売ルートや利活用をコーディネートすること
  • 隣接自治体との連携を含めたエネルギー利用の連携を構築すること

ステップ1調査

実施内容
  • 山林所有者調査
  • 実地調査:山の状況、製材所・工務店の状況、原木市場等流通の状況

ステップ2フォーラム、勉強会

実施内容
  • 自伐型林業フォーラム開催
  • 各地域での勉強会
  • アンケート調査

ステップ3研修

実施内容
  • チェンソー研修
  • 伐倒・造材研修
  • 搬出研修
  • 作業道研修

ステップ4林業経営相談

実施内容
  • 研修等の中からモデルチームを掘り起こし支援する
  • 山林や機材の調達手段と施業方法、森林経営計画等の策定支援、個別の技術研修を実施

ステップ5モデルチーム・施業フィールドのコーディネート

実施内容
  • 研修等の中からモデルチームを掘り起こし支援する
  • 山林や機材の調達手段と施業方法、森林経営計画等の策定支援、個別の技術研修を実施

ステップ6施業開始

実施内容 地域ごとの進捗状況にあわせてスタート

ステップ7上記1~6の繰り返し

実施内容 年間3クール程度実施でカタチになっていく。

実施主体・協働・推奨される自治体

実施主体

NPO、事業者、行政

住民・行政参加度

総合
住民・事業者4:行政主体2
資金
住民・事業者主体
マンパワー
住民・事業者3:行政主体3

協働によりどのような相乗効果を期待できるか

自治体と地域住民、地域活動団体等との協働で、大きく動くこととなる。

推奨自治体の自然・社会的要件等

自治体規模は問わない。ただし、山林を持っており、自治体の裁量で自由度を持たせることができること

参考事例

岩手県陸前高田市、北上市、宮城県気仙沼市、秋田県由利本荘市、福島県南会津町、滋賀県長浜市、高知県佐川町、高知県宿毛市、鳥取県智頭町、島根県津和野町、益田市ほか

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